2022/07/28 PR課 情報福祉マネジメント学科

日本代表に伊藤明伸さん(3年生)が選出/IWBF男子U23車いすバスケットボール世界選手権大会

競技用の車いすに乗る伊藤さん
9月8日からタイ?プーケットで行われる世界12カ国が参加するU23車いすバスケットボール世界選手権大会の男子日本代表に情報福祉マネジメント学科3年の伊藤明伸さんが選出されました。

伊藤さんは車いすバスケットボールチームの宮城MAXに所属し、障がい者スポーツを支援する学生サークル、ハンディスポーツアドバンスの代表も務めています。

そんな伊藤さんと車いすバスケットボールとの出会いは中学3年生時。体育の先生から宮城MAXの体験会への参加を促されたことがきっかけといいます。
最初は競技用の車いすに怖さがあり、なかなかうまく行きませんでしたが、徐々にスピードに慣れ、楽しいという気持ちが芽生え、引き込まれるように車いすバスケットボールに魅了されていきます。
それまでの伊藤さんの楽しみは誰の目も気にすることなく、大自然の中で父親と一緒に釣りをしていることでした。好きな買い物も、物珍しく車いすを見られるのが嫌になり、機会を減らす一方だったといいます。
そんな伊藤さんを車いすバスケットボールが変えていきます。
練習を積む中で自分に自信を持ち、現在では自分の車いすに乗ってプレーをしているところを見てほしい、たくさんの人にこんな世界があることをもっと知ってほしいと思うまでになりました。

伊藤さんは仙台大志高校の出身で在学中に本学卒業生の東京パラリンピック日本代表であ
る藤本怜央さん、萩野真世さんをはじめとする宮城MAXのスタッフから様々な話を聞き、
澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】に進学を決めました。
伊藤さんは「藤本さんはシュートと戦略の師匠であり、心が折れそうな時にも叱咤激励をし
てくれる大学の先輩であり恩人である」と言います。

現在3年生。「今後は更にICTの技術を学び、将来の仕事に繋げていき、車いすバスケット
ボールの両立を図って、次回のパラリンピックを目指したい」と目を輝かせていました。

本大会へは「日本代表のディフェンスで世界に勝つようにがんばりたい」。
大会はタイ?プーケットで9月16日まで熱戦が繰り広げられます。