協定の目的は「相互に連携?協力に努め、秋田県の地域福祉の推進と秋田県出身の学生を中心にAターン（秋田県へのUターン?Iターン?Jターンの総称）の促進を図る」ことで、内容は①地域福祉を推進するための助言や取り組み支援②災害時の福祉支援体制の構築③福祉人材等の確保?育成などです。

佐竹知事は「災害時支援などの助言をいただき、さらなる人材の確保を進めたい」と語り、大谷学長は「地域社会に貢献するためにも、互いに力を合わせて学生の育成を図っていく」と抱負を述べました。

協定締結は、都築教授がこれまで秋田県における災害派遣福祉チームなどに関する助言を行ってきた経緯があり、実現の運びになりました。

秋田県からは毎年100人前後の学生が入学し、うち約4割の学生が卒業後に地元に戻って就職しています。また、2011年2月の大雪被害時には仙北市角館町などに学生?職員が雪かきボランティアに駆けつけるなど、強い絆があります。今後も地域福祉の推進や災害派遣福祉チームの養成、就職情報の共有など、双方で連携?協力を推し進めていきます。