2017/09/25 社会連携

被災地の子ども支援活動「島であそべんちゃーIN野々島」に学生62人が参加

昨年までプリンセス プリンセスの寄付金を基に「子ども支援プロジェクト」の1つとして行われてきた「島であそべんちゃーIN野々島」が9月24日、塩竈市野々島で行われ、塩竈市内の小学4年生25人、学生62人が参加しました。

2014年に立ち上げ、3年間でひと段落した「子ども支援プロジェクト」が、この4月からは本学のボランティア活動支援寄付金を活用した「被災地の子ども支援活動」として継続。「島であそべんちゃーIN野々島」は、3年前から行われている日帰りの自然体験プログラムで、今年度から「塩竈市学力向上プラン(第4次:2017?19年度)」での「活躍と交流」と連携した活動となりました。島の地形をいかした活動で、小学生と学生がともに行動することで、「社会をたくましく生き抜く力」を磨くこと、また、双方で学び合うことを主目的としています。

参加した学生は、社会福祉学科と産業福祉マネジメント学科の金政信ゼミ、医療経営管理学科の山口政人ゼミ、リハビリテーション学科理学療法学専攻の高村元章ゼミ、福祉行政学科の支援学生62人。うち半数が前日から野々島入りし、アクシデントのないよう入念な準備を行いました。また、当日参加の学生たちは、午前8時半からフェリー乗り場で小学生たちと顔合わせし、引率しながら島へと出発しました。

到着後はセレモニーと準備体操のあと、メインのプログラムである島探検とカヌー体験を4班に分かれて行いました。好天にも恵まれ、参加した小学生は、大学生のお兄さん、お姉さんたちと一緒に大自然の中を動きまわり、心地良い汗を流していました。

昼食とレクリエーションのあと、「別れの集い」で参加した小学生に記念写真と野々島のラベンダーの苗が手渡されました。午後3時にフェリーで塩竈に帰着。およそ6時間の交流を終え、引率の学生と一緒に記念撮影をするなど、別れを惜しむ小学生が多く見られました。