2023/02/10 教育学科

20230210_【学科報告】合唱の指導を行いました (渡会ゼミ)

2023年1月から2月にかけて、渡会ゼミでは、小学校で合唱の指導を行っています。

2月10日は、富谷市立成田東小学校にて「旅立ちの日に」の4回目の合唱の指導を行いました。この日は6名の学生が参加しました。この日の依頼内容は「アルトの音程が不安定なので、全員アルトパートの音取りをして、希望者で再度ソプラノとアルトを振り分けたい」ということでした。学生が1名前に立ち、音をとる進行をします。残りの学生は児童の周りで音程の補助になるように歌い、時には児童の間に入って歌唱のサポートをしました。
その後、児童の希望によりパートを分け、音をとれるか確認しました。アルトの音がソプラノにつられないように、ソプラノはアルトとは反対方向を向き、やや弱めに歌うようにしました。その後、徐々に強く歌うよう働きかけました。その間アルトの音程が安定するよう、学生はサポートとして一緒に歌いました。
また、音程を安定させたいということから、アルトの音量を強めにした二部合唱の音源をゼミ生で録音し、成田東小学校に渡しました。この音源を聴きながら、自信を持って歌えるようになってほしいと願っております。

<学生の感想>
私は2回合唱の指導に参加し、1回目も2回目もアルトパートの音とりを担当しました。アルトパートはソプラノパートと違って歌いにくく、音の動きが難しくて、児童もとても苦戦している様子でした。そこで、今まで身につけてきた合唱練習の方法を活かして今回の指導に挑みました。児童の実態に応じてどこを強化すべきか、何に気をつけることを意識するかを伝えながら指導することができました。
私の大好きな歌の授業だったので、歌うことの楽しさが児童に伝わっていたら嬉しいなと思います。(2年 小針一穂)

児童と合唱を通して関わり、歌の楽しさを身をもって感じました。また、児童の素直な反応を見ることができました。実態に合わせた指導の大切さを改めて実感しました。目の前にいる児童にいかに伝えるかを考えなければならないと分かりました。また、自分が楽しいと感じていることの伝播力は凄まじいと感じました。苦手なものがあっても、苦手だからと嫌々行うのではなく、良さや面白さを見つけていきたいと感じました。貴重な体験と学びになりました。(3年 高橋ことみ)

今回の合唱指導で、私は主にソプラノパートを担当し、音とりを中心に行いました。合唱指導を通して、指導者側の事前準備がとても澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】だと感じました。特に、事前に音とりをしておくことで、指導の役に立つだけではなく、実際に歌う時に子どもたちが声を出しやすくなるきっかけにもなると学びました。複数回の指導で子どもたちの成長が分かり、やりがいを感じました。今後も合唱に関するネタを収集することで、子どもたちの素質や可能性を引き出せるようになりたいと思いました。(4年 橋本幹市)

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