2023/01/25 教育学科

【学科報告】「教育実践活動」報告会を実施

教育学科の特色ある講義「教育実践活動」は、コロナ禍によって2020?2021年度の2年間一時閉講を余儀なくされました。今年度は、従来の外部での活動を部分的に取り入れながら、小学校?中学校?特別支援学校の校種?学年でそれぞれ工夫し、3年ぶりとなる講義再開となりました。

教育実践活動Ⅰ(小学校)は、「先輩の話を聞く」「小学校経験のある教員の話を聞く」「子どもとのかかわり方:こんなときどうする(ロールプレイ)」「文字の書き方」などの活動を取り入れた講義プログラムを展開しました。最終回となる1月25日には、120名を超える受講生が参加し、一年間の学びを報告し合いました。
初めに、3名の小グループでレポートを基に情報交換したのち、6名の代表者が発表を行いました。小学校等で活動した学生、外部の学習会に参加した学生など、多様な発表が続きました。また、発表に対しても積極的に感想を述べ、互いの学びを共有していました。
小学校教員を目指して入学した1年生一人ひとりが、本講義や具体の活動を通して、さらに教職への意欲を高めていました。

代表者の発表を抜粋して紹介します。

〇仙台市教育委員会のサポートスタッフとして小学校に行き、授業補助をした時にたくさんの学びがありました。授業の中でどうすればその子に合った教え方ができるのか悩んだり、授業の準備をしてきたとしても想像通りに子供たちがスムーズに動けるとは限らないことなど、今の私の知識や技能ではその場で円滑に解決できないこと、これから私が身に付けていくべき点に気づくことができました。

〇週に1回、小学校の授業補助に行きました。初めは困っている児童に声をかけることはとても緊張しましたが、回数を重ねるごとにできるようになったり、先生方にも自分にできることはないか聞いたりすることができるようになりました。

〇ゼミの先生に勧められてライオンズクエストで行ったアイスブレイクやグループ活動でコミュニケーション能力が上がりました。学年問わず、初対面の人とも会話する状況で、時間でメンバーが変わるため、いかに短時間で自分の意見を伝え、相手の意見を聞くことができるのかが試されました。

〇高校時代に参加していた地元の木工教室に参加し、地元の小学生に木工を教えることができました。その活動の中で、児童のやりたいことを読み取る力や、あくまでも児童主体で課題に取り組むことの澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性を感じました。

〇この講義では実際の教育現場ではどのようなことが行われているのか、また、これからの大学生活で何を学んだらよいかが分かりました。これから一人ひとりをどのように理解して公平に接していくのか学んでいきたいと思います。

〇先輩方のお話では、特別なことをするよりも、日々の講義を真剣に聞くことや基本的な日常生活を規則正しく送ることが1年生には大切とおっしゃっていました。当たり前のことを確実に行うよう心掛けました。
 

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