2022/10/14 教育学科

【学科報告】小学校で器楽を指導しました】(渡会ゼミ)

渡会ゼミでは、9月28日(木)から10月14日(金)までの間、5回に渡って仙台市立六郷小学校にて器楽の指導を行いました。学生は延べ23名が参加しました。

この演奏指導は、3年前にも同じく六郷小学校にて行っています。本学卒業生が小学校教員になり、依頼を受けて実現しています。
今回の指導対象は6年で、演奏曲は「青春の輝き」(カーペンターズ)となります。渡会ゼミでは、パート練習の音取りを担当することになりました。鍵盤ハーモニカ、アコーディオン、木琴、鉄琴、打楽器に分かれて、丁寧に指導することを心がけました。5回の指導により、ある程度最後の方まで演奏できるようになりました。そして、演奏できそうなパートについては、全体の演奏音源や教員のピアノ演奏に合わせて練習し、自分のパートを周りの動きに合わせて演奏できるようになりました。

学生にとっても、実技の指導を実際に行える貴重な経験になったと思われます。このような機会を与えていただいた六郷小学校の先生方に感謝申し上げます。そして、本番で素敵なアンサンブルが響き渡ることを期待します。

<学生の感想>

?私は鍵盤ハーモニカとテナーアコーディオンを担当しました。特に、鍵盤ハーモニカは2回担当し、苦手な子どもへの指導も行いました。階名唱から実践に移すなど、丁寧に指導をしたことで子どもたちの技能も上達し、器楽の指導に対して自信がつきました。今回の学びを、これからに活かしていきたいと思います。(4年:橋本幹市)
?私はテナーアコーディオンを担当しました。児童の様子として、1回目はアコーディオンの持ち方も分かっていなかったのですが、2回目は進捗状況を教えてくれたり、質問をしてくれたりしながら、児童が楽譜の全てをさらうことが出来ました。実際の6年生を前に、どうしたら弾けるようになるかを考えながら指導するのは難しかったですが、将来私が教師になった時、音楽主任をやってみたいと思えた機会になりました。(3年:中鉢紗矢)
?今回演奏指導に初めて参加して、実際に指導をすることの難しさを体感しました。特に1回目に入ったパーカッションの指導に苦労しました。私はパーカッションを専門にしている訳では無いので、指導の仕方も手探りで、また児童がどんな状態なのかも理解せねばならないので、少し焦りがありました。しかし、時間が経つにつれて今の児童の演奏に足りない部分に気づいて指導に移せるようになりました。慣れることは大切なことであるなと実感しました。(2年:小針一穂)

指の位置を丁寧に指導する様子

この記事に関するお問い合わせ

教務部教務課
住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
TEL:022-717-3315
FAX:022-301-1280
E-Mail:kyomu@tfu.ac.jp