2022/02/08 医療経営管理学科

【コラム】311伝える/備える次世代塾に参加する

医療経営管理学科 学科長 舩渡忠男 教授(医師)

震災遺構として保存されている仙台市若林区 荒浜小学校を視察する受講生(※写真はコロナ禍前のものです)
震災遺構として保存されている仙台市若林区 荒浜小学校を視察する受講生(※写真はコロナ禍前のものです)
「311伝える/備える次世代塾」は、河北新報社、仙台市と2016年2月に締結した「地域人材育成及び社会貢献事業に関する包括的連携協定」に基づいて実施している講座です。東日本大震災の伝承と防災啓発の担い手を育成し、ひいては被災地の復興と経済活性化につなげることを目的の一つとしています。

澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】東口キャンパスを主会場として年間15回の講座を実施し、津波被災地の視察も3回実施しています。対象は若手社会人や大学生となっており、澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】においては、医療経営管理学科水本匡起先生(防災学が専門)が単位認定する科目となっています。

次世代塾講座は、毎回、震災被災者や支援者の証言と訴えを聞いて、グループワークを取り入れ、講義の感想や意見を語り合い、対話を通して理解を深められるよう、特色ある内容となっています。東日本大震災から10年が経ち、だんだんと震災の記憶が風化していく中、災害を考える意義のある講座です。日常生活の中で、どのように自然災害と向き合うのか、考える良い機会になればと願っています。

澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】に入学し、教育、福祉、医療、企業、あらゆる分野を目指す学生において、特講「震災伝承学?次世代塾講座」を受講することは、今後起こりうる災害に対する未来への備えの大切さにつながるものと期待します。
仙台駅東口キャンパスでワークショップを行う受講生(写真はコロナ禍前の様子)
仙台駅東口キャンパスでワークショップを行う受講生(写真はコロナ禍前の様子)
開講式で挨拶する舩渡教授(写真はコロナ禍前の様子)
開講式で挨拶する舩渡教授(写真はコロナ禍前の様子)
東日本大震災被災地視察  仙台市宮城野区蒲生 専能寺住職から震災当時の状況を聞く受講生(写真はコロナ禍前の様子)
東日本大震災被災地視察 仙台市宮城野区蒲生 専能寺住職から震災当時の状況を聞く受講生(写真はコロナ禍前の様子)

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